吹きガラスの作家さんです。
よく皆さんが目にすると思う、下町ガラス職人さんが風鈴を作る光景と同じ技法です。
吹きガラスは、大きな作品を作ることが可能で、色も豊富なのが特徴です。
作業するためには、補助となる人が必要です。
長いサオに溶けたガラスを巻き付けて、ふいたり、のばしたり。
人の手の長さでは、長いサオの先にあるガラスに触れられないこともあるためです。
ちなみに、私がやっているバーナーワーク。1人で作業できるのが特徴です。
その吹きガラス作家”ダンテ・マルオニ氏”
私が最初に教わったガラスの先生から、私好みのガラスがあるよと教えてくれたのが出会い。マルオニ氏に会った事もなければ、作品を間近で見た事もないけど、その造形美に一目ぼれ。
完璧なシンメトリー。ラインの美しさ・・・憧れます。
本来、透明なガラスが好きな私ですが、マルオニ氏の色ガラスは別格。
いつか実物の作品を見てみたいと思う作家さんの1人です。
皆さんも、その世界覗いてみてください♪
ダンテ・マルオーニ
http://www.dantemarioni.com/index.php
いじり
がく:
いやはや、ホームページのトップ写真からして「ダンテ」って感じですね。こう、重厚なイメージでなんとなく言ってますけど。
人ってやっぱりそれぞれ好みのツボに違いがありますね。イジリは完璧なシンメトリーにうっとりするわけですが、僕はアシンメトリー(非対称)に惚れてます。でも、ダンテ氏の葉っぱと羽が合わさったような花瓶は個人的に好きです。
こう、彼のガラスを見ているとですね、あやしい儀式で煙が出てきてアラジンの悪役が使ってそうな花瓶がありましてね、なんか呪術的ムード。
拡大写真を見ると、どれもこだわりが凝縮されています。
こだわりが凝縮されていると、じっと見入ってしまいます。魔法のようです。
自分の作品にも、こだわりを凝縮させれば魔法が使えるようになってるかも。
「じっと見ちゃう」魔法。習得したいです。