2010年4月12日月曜日

チラシをつくろう会

みんなで展示会のチラシ作りを始めました。
さてさてどんなものが出来上がるのか。
石を並べたり、何かへんなものをいじくってますね。


出来上がるのは、まだ先の予定だけど
お楽しみに。

2010年4月6日火曜日

はなちゃん 舞台をする

お銀座で、はなちゃんの舞台を見てまいりました。
サンコン、イジリ、なおちゃん、がくの4人でプラプラ行ってきましたよ。
時は幕末。ちょうど坂本龍馬がワイワイやってる時代ですね。
町民の暮らしをのぞき見るような人情劇でした。
劇は2本立て。


「ユメミズキ」
遊女になりながらも、想い人を待ち続ける女。
悲喜こもごも、寄り添いながら生きる遊郭物語。
●登場人物
お松(遊郭の女将。さばさばした人情家)
お鈴(遊郭の稼ぎ頭。元気で純情。つらい過去を持つ)
おふう(逃げてきた。お松に助けられ、遊郭で働くことに)


「ハナミズキ」
記憶を失った男が絵ばかり描いている。その男を健気に支える女郎。その女郎にたかるギャンブル狂の兄。心の往き違いも笑いで包む、悲哀を隠した物語。
●登場人物
市蔵(記憶をなくしている。まっすぐにすっとぼけた男)
まさきち(幸の兄。ギャンブル狂。いつも幸にお金をたかっている)
幸(家の前に倒れていた男(市蔵)の面倒を見ている女郎)


はなちゃんは「ハナミズキ」の幸役で出演。
舞台の世界にすっかりとけ込んで、お客さんに夢の世界を見せてくれました。
当たり前なんですが、舞台っていうのはテレビと違って、セリフをしゃべってない人物もじっくり観ることができるんですね。よく見ると細かい表情の変化や、体全体のしぐさで感情を表現している。その「しゃべらない表現」をみんなやってるもんだから、どの役者さんを見るか迷ってしまう。どの役者さんを見てもいいんですね。劇の中の時間を、役者一人一人がそれぞれに生きている。そういう意味ではみんな主役みたいなものだと感じました。何回も同じ演目を見に行くお客さんの気持ちが少しわかったような気がします。「今度は違う役者さんをじっくり見よう」って楽しみにしているのかもしれませんね。


人間は見えないものをあれこれと想像してしまいますが、誰かが「見える」と言えば、見えないはずのものまで見えるような気になる「想像の伝染」も起こるらしいです。
舞台の上は江戸ではありません。現代の日本、銀座です。
でも、舞台の役者も会場のお客さんも、小粋な江戸の世界へタイムスリップしてしまう。
舞台の役者が「今、江戸の空気を吸っている」と本気で思い込んで生き生きしていれば、お客もなんだかつい「あたいも江戸に来ちまった」なんて気分になってしまったり。そんなことがあったりするんではないでしょうか。
もちろん、舞台のセットや仕掛けなどで、タイムスリップの手助けがあるわけなんですけども。
はなちゃんの舞台、オススメです。映画では感じられない空気を吸うことができますよ。


ちなみにこのチラシは、はなちゃんが作ったそうです。
いやはや多才でございます。

さくら さいた





関東にも桜が咲いてきましたね。
写真はイジリの工房近くの公園の桜。
満開です。

雨と風の季節に咲くもんだから、
あっという間に散ってしまう。

来年の展示会の頃には桜が咲いてるでしょうか。
咲いてるといいな。