2010年12月16日木曜日

宇宙のお仕事


オレは宇宙を股にかける「星荒らし」

を とっちめる「星パトロール」

に 憧れてるオヤジ
の息子、中学2年生だぜ。

まあ、ただの子供なんだがな。
趣味は「星荒らし」とか「星パトロール」とか
ついでにオヤジを観察することだぜ。
みんな、おっかけっこして暮らすのが好きなんだな。
母ちゃんもオレをおっかけっこする日々さ。
今日はフライパンを5重構造に改造してやった。
すんごい あったまんないぞって。
反エコだって。
先生に言ってやるって。

父ちゃんもパトロール検定がんばれ。

2010年12月2日木曜日

雨の電車が帰ってきた



ガッタン ゴットン
ゴットン シトシト

『次は〜終点〜山奥村〜』

今日も電車が帰ってきた。
寒かったね。
「お酒も飲むし、お風呂も入るぞ」ってタコおじさんが奥さんと話してる。
雨も、今夜は雪になりそう。


※飲酒後の入浴はたいそう危険でございます

インフル先生


ウチの子がインフルエンザになりましたの。
それで人間の先生をお呼びしましたら、
なんか変な雲に乗ってやってきましたのよ。
しかも手ぶらで。
いえ、手に魔法の杖みたいなの持ってらしたわ。
あんなので治せるのか はなはだ疑問でしたが、
もう川に飛び込む覚悟で治療をお願いしましたの。
そしたらその先生、「ちちんぷいぷい」とか言うのよ!
そんなの私でも寝言並につぶやけますのに。

でもなぜか治ったし、よかったけれど、
ミステリーだわ。
ただの風邪だったんじゃないかしら。

2010年11月28日日曜日

帰り道は森の道


夜の森って、まっくらで おっそろしい。
なんか出てくるんじゃないかってオドオドしてたら、この前ほんとに出てきた。
白くてヘンなの。
ものの◯姫に出てたヤツだよ、たぶん。
でもね、ずっとこっち見ててちょっと怖かった。
今度、電灯をつけてもらいます。あぶないもん。ションベンもれるもん。

少年Pくん談

ロボットがやってくる! やー、やー、やーん


「そこらへんのロボットとゴリラを混ぜて作りました」
開発者Aさん

「ドシーン、ドシーンって、アレ自分で言ってるんですよ」
整備員Cさん

「すんごい上とか下とかに振り回されるんです。人型ロボットの操縦ってツライっす」
パイロットBさん

「なんのために開発したんでしょうね」
政治家Dさん


……と、いまいちなコメントばかりが並んでますが、子供たちには大人気です!
夢の結晶、ロボットちゃん。
来週は代々木公園におじゃまする予定だそうです。

※しません。

「葉っぱ達」

赤や黄色、オレンジなどなど
いろんな色の葉っぱ達。
山散策を楽しませてくれます。

カサカサ。フワフワ。
歩く道は賑やかで優しく。

ヒラヒラ。クルクル。
風に乗って軽やかに舞う。

この時期にしか会えない景色。

日本の四季は素晴らしい♪


ラブラドライトの夜


ラブラドライトという石があります。青やエメラルド色を基調に虹色に光る石なんですが、その色の変化がとても好きで、夜空一面がラブライドライトだったらどうなんだろうと思って絵を描いてみました。


ぼんやりしてたら、あれよあれよと一ヶ月が終わりそうな秋のコタツ暮らし。
森のテラスで行われる「旅人ものづくり」のメンバーに国京、みえちゃん、ナミが参加してくれます。
国京は写真、みえちゃんはピアノ、ナミは未定でござんす。
ひとつずつひとつずつ新たな彩りが加わります。
秋の実りのように、たわわに実れ。

2010年10月31日日曜日

ハロウィンのお話

サンコンさんからハロウィンの物語が届きました。
ちょっとした休憩タイムをどうぞ。。





「ハロウィン仮装パーティ」



10月31日。今日はハロウィンの日。この日は死んだ霊が家族に会いに来たり、精霊や魔女がやってくる日だと信じられていた。しかし最近では、そんなお化けたちもすっかり愛らしい姿になり、各地でお祭り的に盛り上がる日となっていた。
今日、加藤家でも友人を招いてハロウィン仮装パーティを開く予定になっていた。たまたま休日なのもあり、開始時間は午後の一時からとなっていたが、まだ30十分前にも関わらず、すでに人が集まりだしていた。参加者の入場資格は、みんな仮装をしてくること。来る人来る人、全員が何かしらの仮装をしている。ぱっと見ただけでは誰が誰だかわからない。しかし、来場者はあえて名前を名乗ったりはしなかった。それぞれのキャラを楽しんでいた。
招待した加藤家の人たちは、前日から会場作りに精をだしていた。庭先にはたくさんのお化けやかぼちゃなどを飾りつけ、こどもたちが来ることもあってカタカナで「ハロウィン仮装パーティ」と書いた看板を掲げたりした。文字の周りにも、文字を埋め尽くすように、たくさんのお化けが描かれていた。今日のパーティに参加する人数は18人。次々と人は集まり、パーティがはじまった。まず、吸血鬼に扮した加藤家のお父さんが開会のあいさつをした。
「今日は我が家のハロウィンパーティにお集まりいただき、まことにありがとうございます。皆さま、素敵なお召し物でお越しくださって本当にすばらしいです。せっかくですから、今日は普段の名前は捨て去って、この最高のパーティを楽しみましょう」
会場から拍手が沸き起こり、そのまま乾杯が行われた。
パーティは大盛り上がりで進行していった。みんなそれぞれに好きな飲み物を飲み、次々と手作り料理も出されていった。そんななか、魔女に扮している加藤家の長女が異変に気付いた。
「あら、また足りないわ。今度はケーキが一つ足りてない。さっきは人数分に切ったパイも足りなかったし。おかしいわね」
長女のぼやきをとなりで聞いていたお父さんが、会場の人数を数えだした。
「あれ、おかしい。今日は全部で18人のはずなのに、19人いる。もう一度数えてみよう」
お父さんと長女はまた人数を数えなおしたが、やはり19人いる。会場内にいるお客たちも、二人の様子に気付きだした。どうやら人数が一人多いことがみんなに伝わりだした。しかし、相変わらず全員が仮装をしているので、誰が誰だかわからない。妙な不安感が一気に会場に広まった。それを察したお父さんは、大きな声で会場に呼び掛けた。
「みなさん、楽しいパーティの途中に失礼いたします。本日お越しくださったお客様に、私が把握していない方がいらっしゃるようだ。ぜひお顔を拝見したいので、皆様、一度全員で仮装を脱いでみましょう」
参加者は次々と頭にかぶっていたものを脱ぎだした。お父さんはその一人一人の顔を見ていき、家族が招待した人だと確認していった。しかし、最後に狼男のかぶり物を脱いだ人物に、驚きの声をあげた。
「おや、あなたは・・・」
その中年男性は、近所に住んでいる人だった。しかし特に親しく付き合っているわけでもなく、今日のパーティにも呼んだ覚えはない。妻に確認の意味を込めて顔を向けてみたが、妻も首を横にふっている。その中年男性は、会場のみんなに見つめられながら、小さく話し出した。
「すみません、わたくし近所に住む八口ともうしますが、昨日、外の看板を拝見しましてハロウィン仮装パーティを八口家イン仮装パーティと読んでしまいまして・・・。文字の周りにお化けがうじゃうじゃいたものですから読み間違えちゃいまして・・・」

おわり


-----------------------------------------------
今日は、なっちん邸でハロウィン・パーティーが開催されています。
そこから着想を得てこのショートショート(オチのあるごく短い小説)を書いたそうです。
今日のパーティーは、みんな仮装したりオレンジの何かを身につけてワイワイするんだそう。
なっちんから、ジャック・オー・ランタンの顔をミカンに描いてる写真が届きました。なんだか和製でほのぼのしております。

2010年10月26日火曜日

ダンテ・マルオニ

吹きガラスの作家さんです。
よく皆さんが目にすると思う、下町ガラス職人さんが風鈴を作る光景と同じ技法です。

吹きガラスは、大きな作品を作ることが可能で、色も豊富なのが特徴です。
作業するためには、補助となる人が必要です。
長いサオに溶けたガラスを巻き付けて、ふいたり、のばしたり。
人の手の長さでは、長いサオの先にあるガラスに触れられないこともあるためです。

ちなみに、私がやっているバーナーワーク。1人で作業できるのが特徴です。


その吹きガラス作家”ダンテ・マルオニ氏”

私が最初に教わったガラスの先生から、私好みのガラスがあるよと教えてくれたのが出会い。マルオニ氏に会った事もなければ、作品を間近で見た事もないけど、その造形美に一目ぼれ。

完璧なシンメトリー。ラインの美しさ・・・憧れます。
本来、透明なガラスが好きな私ですが、マルオニ氏の色ガラスは別格。

いつか実物の作品を見てみたいと思う作家さんの1人です。

皆さんも、その世界覗いてみてください♪


ダンテ・マルオーニ
http://www.dantemarioni.com/index.php



いじり


がく:
いやはや、ホームページのトップ写真からして「ダンテ」って感じですね。こう、重厚なイメージでなんとなく言ってますけど。
人ってやっぱりそれぞれ好みのツボに違いがありますね。イジリは完璧なシンメトリーにうっとりするわけですが、僕はアシンメトリー(非対称)に惚れてます。でも、ダンテ氏の葉っぱと羽が合わさったような花瓶は個人的に好きです。
こう、彼のガラスを見ているとですね、あやしい儀式で煙が出てきてアラジンの悪役が使ってそうな花瓶がありましてね、なんか呪術的ムード。
拡大写真を見ると、どれもこだわりが凝縮されています。
こだわりが凝縮されていると、じっと見入ってしまいます。魔法のようです。
自分の作品にも、こだわりを凝縮させれば魔法が使えるようになってるかも。
「じっと見ちゃう」魔法。習得したいです。

2010年10月25日月曜日

ようこそ ようこ

ようこが展示会に参加します。
弾き語りと、もしかしたら写真で! 写真うまいです。びっくり。
ようこのブログをご紹介します。
もう何回も見ました。
写真もコメントも素直に人間味が出ていて、とても好感がもてます。

http://tanabota.petit.cc/

我が家はこのブログを見て、にわかにカメラ欲しい熱があがりました。
写真だけでなく、コメントをそえることで、写真って味わいが増すんだって教えられました。
写真は撮った本人は状況をよく知ってるんですが、見てるこっちは何も知らないので、せっかくの写真も味わいきれないなーと思ってきました。
コメントをそえることで、撮影者の気持ちで写真をもう一度のぞくことができます。想像だけではとても知り得ない微妙なニュアンスを言葉が引き出すんですね。
「いやいや、写真だけでメッセージを伝えきらなければいかんよ」
という声も聞こえてきそうですが、メッセージなし部門もメッセージあり部門もおもしろいんですね。言葉のない世界を楽しむ部門と、状況を楽しむ部門と。
写真って、どこまでも追求できそうな興味深いジャンルですね。


イジリ:
ようこさんの写真見たよ〜。
どれも温かさを感じる素敵な写真。
心がホンワカする優しい写真ですね。
お部屋の雰囲気も素敵だし、お花やお料理の写真も素敵。
こんな素敵な家族なら、間違いなくイイ子に育つはず!

私のmy工房は、昭和を感じるアンティークなお部屋だから模様替えしてみようかな(笑)