焼き物の命は、はかないです。
気に入ってる皿やコップ。
作家さんが作った陶器たち。
お気に入りだけど日常で使う。
使ってると、壊れます。
どんなにお気に入りだろうが無情にもパクッとふたつに割れたり、四散したり、ゆくえ知れずになったり。
がっかりきますけど、やっぱり物は飾るより使ったほうがいいと最近思うようになりました。
飾っててもホコリがつもるだけと言うか、使ったほうがその物との思い出が濃くなるし、愛着も強くなってくような。
まるで人間やペットとの関係のようだと思うようになりました。
壊れて居なくなってほしくはないけど、大事に飾ってるだけのものでないなーと。
でも本当に貴重なものだったら、やっぱり飾ってるだけかもしれませんな。
写真は焼き物体験として作ってみたものです。
まだ素焼きも本焼きもしてない、粘土が乾いただけの状態。
(色のついた焼き物は通常2回焼くようです)
(色のついた焼き物は通常2回焼くようです)
焼き物は焼いた時にも割れたりするそうで、せっかく頑張って模様をつけてもただの残骸になる場合も……ぎゃー。
しかも、色をつけようとしても、これまた想像と違う色になったり……。
なんとも思いどおりにならない焼き物の世界。
それでも挑むのは、まるで人生のようではないかね君。といい加減なことをつぶやくのでした。
がく